イタリア旅行を楽しく安全に過ごすために:6つの注意点

こんにちは、ぽれんたです。

イタリアは、その美しい景観や豊かな文化で旅行者を魅了する国ですが、安全に旅行を楽しむためには、いくつかの注意点を事前に理解しておくことが重要です。

ここでは、日本ではあまり経験しないようなイタリア特有のリスクについて、具体的な対策や便利なアイテムを交えてご紹介します。

1.スリや置き引きに注意

イタリアの観光地や公共交通機関では、スリや置き引きが頻繁に発生します。

日本では、レストランやカフェで購入したものを席に置いても盗まれる可能性は低いですか、イタリアでは油断は禁物です。

特に、ショッピング袋や貴重品を椅子の上やテーブルの下に置くと、目を離した隙に盗まれることがあります。

マネーベルト

パスポートや現金などの貴重品は、目立たないように服の下に隠せるマネーベルトに収納すると安心です。これにより、外から見えないためスリのターゲットになりにくくなります。特に混雑した観光地や公共交通機関を利用する際には有効です。

防犯バックパック

セキュリティ対策が施された防犯バックパックを使用することで、バッグの中身を守れます。セキュリティジッパーや隠しポケット付きのバックパックを選び、バッグを体の前で抱えて持ち歩くことを心がけましょう。

レストランやカフェでの注意点

高級ブランドのショッピングバッグや、目立つ荷物を椅子やテーブルの下の離れた場所に置かないようにしましょう。バッグや買い物袋は自分の膝の上や足元に触れるように置き、常に視界に入れておくことをお勧めします。また、椅子の背に掛ける際には、背中側にバッグを回さず、体の前に掛けるようにしてください。

2.交通機関の遅延とストライキ、交通機関でのトラブル

イタリアでは、公共交通機関の遅延やストライキが頻発します。

これらは日本ではほとんど経験しないため、旅行者にとっては大きなストレスになる可能性があります。

また、乗車券の打刻(バリデーション)を忘れると、無賃乗車とみなされ罰金を科されることもあります。

モバイルアプリ

鉄道やバスの運行状況を、リアルタイムで確認できる公式アプリを活用しましょう。遅延やストライキ情報を早めにキャッチすることが重要です。TreniitaliaやItaloの公式アプリをダウンロードしておけば、移動前に運行状況を確認できます。特に長距離移動を予定している場合には、事前にチェックが欠かせません。

ポータブル充電器

遅延やストライキで待機時間が長引く可能性があるため、スマートフォンのバッテリー切れを防ぐために、ポータブル充電器を持参しておくと安心です。小型で持ち運びやすい充電器を常に携帯し、移動中や待機時間中にスマートフォンをフル活用できるようにしておきましょう。

チケットのバリデーション(打刻)

イタリアの公共交通機関では、乗車券を購入後、バリデーション(打刻)することが必須です。これを怠ると高額な罰金を科されるリスクがあります。駅やバスに設置されている打刻機で、必ずチケットを刻印してください。特に社内の検札時には、この刻印がないと、無賃乗車と見なされるため注意が必要です。

3.タクシー利用時の注意点

イタリアでは、観光客を狙った非正規タクシーが存在します。

これらのタクシーはメーターを使用せず、法外な料金を請求されることが多いです。

日本のタクシーは安全で信頼性が高いですが、イタリアではタクシー選びに特に注意が必要です。

タクシー配車アプリを利用する

UberやFREENOWなどの配車アプリを利用することで、安全で信頼できるタクシーを簡単に手配できます。アプリをインストールし、出発前に使用方法を確認しておくとスムーズに利用できます。事前に料金の確認や、目的地の設定も簡単に行えるため安心です。

正規タクシーを利用する

正規のタクシーは、市のエンブレムや「TAXI」の表示があり、メーターが動作しています。これらを確認することで、非正規タクシーを避けることができます。空港や駅でタクシーを利用する際には、正規のタクシー乗り場を利用し、必ずメーターが作動していることを確認してから乗車してください。

4.詐欺や押し売りのリスク

イタリアの観光地では、観光客をターゲットにした詐欺や押し売りが横行しています。

例えば、「無料」と称して物を渡してきて、その後で支払いを要求するケースや、偽のガイドが声をかけてきて過剰な料金を請求するケースがあります。

①観光地で「無料」として何か渡して人には要注意です。見知らぬ人からの申し出やサービスは、安易に受け入れないようにしましょう。

②不必要なものを渡された場合や、押し売りのような状況になった場合は、毅然とした態度で断ることが重要です。無理に断れない場合は、少額の支払いで済ませ、すぐにその場を離れることを心がけてください。

③観光ガイドやツアーを利用する際は、信頼できる会社を通じて事前に予約を行いましょう。これにより、詐欺や押し売りなどのトラブルを避けることができます。

5.レストランでのぼったくりメニュー

観光地や大都市などにある観光客向けのレストランで、高額な料金を請求されることがあります。

日本では、価格表示が明確で安心して食事を楽しめますが、イタリアではサービス料やメニューに表示されていない追加料金が発生する場合があるため注意が必要です。

メニュー確認

レストランに入る前に、メニューと価格が明示されているかを確認してください。疑問がある場合は、店員に確認してから入店するようにしてください。 ※サービス料(coperto)が追加される場合がありますが、これはイタリアのほとんどのレストランがそうであるため、避けるのは難しいかもしれません。

②口コミサイト

TripadvisorやGoogleレビューを活用して、評判の良いレストランを選ぶことで、ぼったくりのリスクを減らすことができます。地元の人が訪れるようなレストランを選ぶと安心です。

③現地のレストラン

観光地から少し離れた地元の人々が集うレストランを選ぶことで、観光客向けの高額な料金を避け、より本格的なイタリア料理を楽しむことができます。観光地の中心から少し歩いたりタクシーを利用すると、地元の人々が多く集まるレストランがあり、地元価格で美味しい食事に出合えます。

6.ネットワークやWi-Fi環境の不便さ、安全性

イタリアでは、特に地方でのインターネット接続が不安定なことがあります。

観光地でも公共Wi-Fiのセキュリティが十分でないことがあり、個人情報が流出するリスクがあります。

日本と異なり、どこでも高速インターネットにアクセスできるわけではないため、事前の準備が必要です。

ポケットWi-Fi

安定したインターネット接続を確保するために、ポケットWi-Fiをレンタルしておくと便利です。これにより、観光中でも安心してインターネットを利用できます。日本の空港で出発前にレンタルできます。例えば、成田空港や羽田空港、関西国際空港などの主要な空港には、グローバルWi-FiやイモトのWi-Fiなどのレンタルサービスがあります。予約はオンラインで事前に行い、出発前に空港で受け取ることができます。

SIMカード

イタリアでプリペイドSIMカードを購入することで、現地の携帯ネットワークを利用してインターネットにアクセスできます。これは長期滞在の場合に特にコストパフォーマンスが良いです。イタリアの主要空港(例:ローマ・フィウミチーノ空港、ミラノ・マルペンサ空港)や市内の携帯ショップ(例:TIM、Vodafone、WindTreなどの公式店舗)で購入できます。特に空港の到着ロビーには旅行者向けのSIMカードを扱うショップがあり、スタッフが英語で対応してくれる場合も多いです。

VPN

公共Wi-Fiを使用する際には、VPN(仮想プライベートネットワーク)を利用して接続を保護しましょう。これにより、データの盗難や不正アクセスから個人情報を守ることができます。VPNサービスはオンラインで購入・契約できます。NordVPNやExpressVPNなどがあり、これらは日本からでも申し込み可能です。

まとめ

以上が、私がイタリアで生活する上気づいたことや、気をつけたり実践していることです。

この記事が、イタリアでの素敵な旅をサポートできれば嬉しいです。

皆さんの旅行が思い出に残る素晴らしいものとなることを心から願っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。



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