こんにちは、ぽれんたです。私が日本でまだ働いていたころ、2週間イタリア旅行にいったことのあるアルバイトの大学生がその当時お土産話として教えてくれました。「レストランに入るとどこにいってもパスタのメニューがあるから、毎日昼と晩にパスタを食べて過ごしました。」と。私はその当時、大袈裟に言っているのだろうと信じていませんでした。
そんな私が、イタリアに来てからランチはほぼ毎日パスタに。そんなにパスタばかり食べられないし飽きる、そう思いませんか?それが、今のところ飽きずに食べているんですよね。リゾットを食べたりもするんですけど、次の日にはまた、パスタを食べたくてなってしまうんですよね。
アルバイトの大学生が「イタリアのパスタは美味しいから全然飽きなかった」と話してくれたのを十数年ぶりに思い出すぐらい、本当に美味しいんです。今回は私が病みつきになった(現在もですが)、イタリアの家庭でよく作られるアマトリチャーナというレシピをご紹介します。
アマトリチャーナの作り方
材料一人分
スパゲッティ・・・・・・100g
グアンチャーレ・・・・・・50g
玉ねぎ・・・・・・1/4個
トマトピューレ・・・・・・100g
ミニトマト・・・・・・5個
ワイン・・・・・・大さじ2
パルミジャーノ・・・・・・適量
トウガラシパウダー、コショウ・・・・・・お好みで
下準備
グアンチャーレの周りに付着している調味料を取り除き、細切りにします。玉ねぎはみじん切りにします。ミニトマトを湯引きし、カットしておきます。パルミジャーノはすりおろします。
手順
①温めたフライパンで最初は中火、油が出てきたら弱火にしグアンチャーレを炒めます。オリーブオイルなどは使用しない方が美味しくできます。
②①がカリカリになったら一旦取り出します。
③油は捨てずに同じフライパンで玉ねぎを炒めます。酸味が強い方がお好みの方は玉ねぎを抜いて作ってください。私の義理父のレシピでは玉ねぎは入れません。我が家は娘の為に甘めに作っています。
④①をフライパンに戻し、強火にしワインをいれてアルコール分をとばします。
⑤そこにトマトピューレとカットしたミニトマトをいれ、弱火で15分程煮込み水分をとばします。ここでしっかり煮詰めてトマトの旨みを凝縮させることがポイントです。トマトピューレ、ミニトマトの代わりにホール缶やトマトを湯引きしたものでも美味しいです。
⑥塩分濃度1%のお湯でスパゲッティを茹でていきます。ソースを煮込み始めたぐらいから並行して、スパゲッティを茹でるとタイミングよく仕上がります。茹で時間は袋に表記された時間を参考にしてください。
⑦茹で上がったスパゲッティとパルミジャーノを④に投入し、全体に絡むようにしっかり混ぜる。この時点で、辛いのが好きな方はトウガラシパウダーやコショウを入れてください。イタリア語ではフライパンを振ってしっかり混ぜることを”マンテカーレ”というそうです。
⑧お皿に盛り付け、お好みでパルミジャーノを上からかけて完成です。
イタリアではスパゲッティにしっかり塩味をつけます。そしてパルミジャーノなどのチーズもとても塩気が強いので、ソースの塩加減は後で調整します。
グアンチャーレが手に入らない場合はベーコンでも代用可能ですが、パンチェッタのような燻製していないものの方が個人的には美味しいと思います。
伝統的なレシピでは、スパゲッティではなく中心に穴があいているブッカティーニという太めのパスタうを、パルミジャーノではなくペコリーノ・ロマーノ(羊のチーズ)を使うそうです。
一度アマゾン等で検索されてみてはいかがでしょうか。子供も大好きでぱくぱく食べてくれる一品です。よかったら是非一度作って食べてみてください!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!!