こんにちは、ぽれんたです。
イタリアは歴史、文化、美食、そして美しい風景が満載の国です。旅行者にとって魅力的な要素が多い一方で、現地の生活に慣れていないと不便に感じることもあります。
私はイタリア在住の日本人として、旅行中に役立つグッズをいくつか紹介したいと思います!
※ここでは、実際に私が個人の感想として、日常生活やイタリア旅行中に感じた「持っていてよかった」と思うアイテムをご紹介しています。
サニタリーグッズ
①消毒用アルコールジェルやウェットティッシュ
イタリアのトイレは、日本ほど清潔でないことが多いです。特に公共トイレや無料のトイレは本当に汚いです。
有料のトイレは比較的綺麗ですが、バーやレストランのトイレを使用する際に、消毒用アルコールジェルやウェットティッシュが役立ちます。
②デリケート用洗浄剤
イタリアにはウォシュレットがなく、トイレで用を足した後、ビデに移動して直接手でお尻を洗う習慣があります。
ビデの使用に抵抗がある人、敏感肌の人には、日本のデリケート用洗浄剤を持参することをおすすめします。
在住3年目になりますが、いまだに私もこの習慣にはまだ抵抗があり、使用する気になれません。
③生理用ナプキン
イタリアでも生理用ナプキンは購入できますが、日本製品に比べると使いにくく、蒸れやすいのでかぶれてしまうこともしばしば。
特に敏感肌の人にとって、日本の高品質なナプキンを持参することは安心です。
また、コンビニがないため、急に生理用品が必要になった場合、手軽に購入することが難しいです。
スーパーマーケットで購入できますが、昼休憩で閉まっていることが多く、夜間に営業している店も少ないので、万が一生理になってしまったら大変な思いをすることに・・・。
急な天候の変化に注意
④折りたたみ傘
季節によっては、毎日雨ばかりの日が続いたり、急に嵐になったりします。
日本の折りたたみ傘は軽量でコンパクト、耐久性が高く、風にも強い設計が多いです。
イタリアで同じレベルの品質を持つ折りたたみ傘を見つけるのは難しいため、持参することをおすすめします。
また、突然の悪天候の際に、日本のように手軽にビニール傘を買うことはできません。
私もイタリアで購入した折りたたみ傘をもっていますが、大きいしとても重く持ち運びに本当に不便です。
アメニティグッズ
特に肌のケアにこだわりのある方や敏感肌の方は、日本の洗顔フォームと化粧水を持参することをおすすめします。
イタリアのスキンケア習慣は、日本とは少し異なっているからです。
また、滞在する場所によっては歯ブラシなどのアメニティグッズはありません。
⑤洗顔フォーム、化粧水
イタリアでは、日本のような泡立てる洗顔フォームはあまり一般的ではありません。多くのイタリア人は、クレンジングミルクやオイルを使用してメイクや汚れを落とします。
クレンジングの後、コットンに化粧水のようなトニックをつけて肌を拭き取り、その後に保湿クリームを塗るのが一般的です。
トニックの役割はあくまでも汚れを拭き取るためで、日本のように保湿するためには使いません。
移住当初日本の洗顔方法しか知らなかったので、どこに行っても洗顔フォームが見つからず、ボディソープで顔を洗っていました。
⑥歯ブラシセットや寝具
日本のホテルなどの宿泊施設には、アメニティグッズが充実しているところが多いかもしれません。
しかしイタリアのホテルでは、シャンプー、トリートメント、ボディソープ、タオル以外、ないことがほとんどです。
歯ブラシ、美容グッズ、カミソリ、スリッパ、寝具などは自分で用意する必要があります。
蚊対策グッズ
日本と異なり、イタリアの多くの住宅や宿泊施設には網戸がないため、窓を開けると蚊が自由に室内に入り込んでしまいます。
特に就寝時に蚊に悩まされることは不快な経験です。快適な滞在を確保するために蚊対策は欠かせません。
⑦ワンプッシュで効果があるグッズ
「おすだけベープ」のようなワンプッシュで蚊を退治するスプレーは、イタリアではあまりみかけません。
これらの製品はコンパクトで持ち運びが簡単、即効性があり、旅行中に非常に便利です。
私も日本から持ってきた「おすだけベープ」のおかげで、室内で蚊に悩まされることが本当に減りました。
⑧虫除け対策グッズ、ムヒ
イタリアにも虫除けスプレーやかゆみ止めはありますが、イタリアの虫除けスプレーは匂いがキツイものが多いです。
イタリアの蚊はとても強いので、蚊に刺されやすい人は特に、外出する際は必ず予防しておいた方が良いと思います。
ムヒなどのかゆみ止めも持っておくといいかもしれません。
イタリアにもかゆみ止めはありますが、日本のムヒは即効性があり、効果が高いです。私も外出する際は必ず携帯しています。
急な体調不良に備えて
⑨常備薬
突発的に起こる体調不良に備えて、常備薬を持参することをおすすめします。
• 頭痛薬、解熱鎮痛剤
• 風邪薬
• 胃腸薬
• 湿布薬
イタリアで薬を購入するには薬局(Farmacia)に行く必要がありますが、症状の説明を英語やイタリア語で行わなければなりません。
現地の薬が日本と成分や効果が異なることも多いため、普段使い慣れた薬を持参した方が、安心して対処できます。
特に、日本でお馴染みのバンテリンやロキソニンンのような湿布薬は、イタリアには見つけにくいです。
日本の湿布は使いやすく、痛みも緩和してくれるので重宝します。
マルチプラグアダプター
旅行中に電子機器を問題なく使用するために必要なのは、変圧器や変換プラグです。
イタリアの電圧やコンセントの形状は日本と異なるため、充電や電源の確保がスムーズにできるよう、旅行前に準備しておく必要があります。
⑩電圧変換機
日本の電圧は100Vですが、イタリアの電圧は220Vです。この違いに対応するためには、変圧器が必要です。
ただし、多くの現代の電子機器は100~240Vに対応しているため、電源アダプターのみで問題なく利用できる場合がほとんどです。
ドライヤーや電動髭剃りを日本から持参する方は必ず、取扱説明書などで対応電圧を確認してください。
⑪電源アダプター(Cタイプ)
日本のプラグはAタイプですが、イタリアは主にCタイプ、Fタイプ、Lタイプのプラグが使われています。
私が現在、イタリアでパソコンを使用するときに使用しているのは、Cタイプです。
我が家にはもう一つコンセントの形状があるので、一応SEタイプも持っていますが、旅行の際はCタイプだけで十分だと思います。
また、空港や飛行機、最近のホテルのコンセントには、USBの差込口が用意されているところがあります。USBケーブルを一本持っておくと便利かもしれません。
翻訳ツールを活用する
イタリアの母国語はイタリア語ですが、日本ではあまり馴染みがないかもしれません。
主要な観光地や大都市では、英語が通じやすい環境が整っていますが、観光地や大都市を離れると英語を話せる人は減少します。
私も移住当初、イタリア語が全くわからず、、コミュニケーションに苦労した経験があります。
そんな時に役立つのが翻訳機や翻訳アプリといったツールです。英語ではなしかけても、「私は話せないよ」と対応してもらえないことが多々ありました。
しかし、翻訳機を使いながらでも、こちらがイタリア語を話そうと努力すると、イタリア人は親切に対応しようとしてくれる人が多いと感じました。
翻訳ツール
● 電子辞書 ・・・ オフラインでも使用できるため、Wi-Fi環境がなくても安心して使える。
● 翻訳アプリ ・・・ スマートフォンにインストールしていれば、その場でテキストを入力して翻訳できるので、非常に使いやすい。Wi-Fi環境がないと使えないものが多い。
● 翻訳機 ・・・ 会話をその場で翻訳してくれる。自然な会話のやり取りが可能で便利。
イタリア旅行中、言葉の壁を感じることがあっても、こうしたツールを活用することで、より快適に過ごすことができるでしょう。
そして、少しでもイタリア語を話そうとする姿勢を見せることが、現地の人々との交流をより豊かにしてくれるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これらのお役立ちアイテムを活用することで、快適な旅を楽しむことができます。これらの工夫を取り入れて、素敵なイタリア旅行をお楽しみください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。