個人的におすすめ!イタリアンポップのヒット曲をご紹介

こんにちは、ぽれんたです。

皆さんは、どんな音楽を聴くのが好きですか?J-popやK-pop、アメリカのポップミュージックなど、さまざまなジャンルを楽しんでいる方も多いと思いますが、イタリアの音楽にも魅力的なものがたくさんあります。特に、若者を中心に流行しているイタリアのポップミュージックは、知らない方も多いかもしれません。

私も、日本に住んでいたときはアメリカの音楽をよく聞いていましたが、イタリアに来てからヨーロッパの音楽シーンに触れ、新しい世界が広がりました。違う国の音楽を聴くと、普段のプレイリストに変化が加わり、いつもと違う視点で音楽を楽しむことができます。

今回は、イタリアで流行しているポップミュージックの中から、特に私が気に入ったアーティストと曲をいくつか紹介します。興味のある方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

1.Elodie – 「Black Nirvana」

まずは、エロディ(Elodie)の「Black Nirvana」です。この曲は、エレクトロポップとR&Bの要素が融合したダークでミステリアスな雰囲気が特徴です。エロディの歌声は感情豊かで力強く、この曲の幻想的なサウンドと見事に調和しています。

エロディは、さまざまなジャンルに挑戦するアーティストで、「Margarita」も彼女の代表的なヒット曲の一つです。2019年にラッパーのFedezとコラボレーションしたこの楽曲は、明るく軽快なリズムで夏にぴったりの一曲です。エロディのポップで爽やかな歌声とFedezのラップが絶妙にマッチし、リリース後すぐに大ヒットしました。

2.Fedez – 「Disco Paradise」

2つ目は、Fedezの人気曲「Disco Paradise」です。2023年のサマーアンセムとして話題を集めたこの曲は、懐かしいディスコサウンドに現代的なポップの要素を融合させた一曲で、Fedezのリズミカルなラップが特徴です。軽快で親しみやすいリズムが多くのリスナーに愛され、特に夏のビーチやフェスティバルなどで盛り上がる曲として話題になりました。

さらに、Fedezのもう一つのヒット曲として、2022年にリリースされた「La Dolce Vita」があります。この曲は、TananaiとMara Satteiとのコラボレーションによるもので、1960年代のイタリアンポップの懐かしさと、現代のポップサウンドを融合させた作品です。

「La Dolce Vita=甘い人生」というタイトルにふさわしい、陽気で心地よいサウンドが特徴で、リリース後すぐにイタリアのチャートで大ヒットしました。

3.The Kolors – 「Italodisco」

次に紹介するのは、The Kolorsのヒット曲「Italodisco」です。この曲は、1980年代のイタロディスコサウンドを現代風にアレンジしたもので、軽快なビートとキャッチ―なメロディが特徴です。

ノスタルジックなディスコの要素を残しつつ、現代の感覚を取り入れたこの曲は、幅広い世代から支持されています。The Kolorsは、この楽曲を通じて、ディスコリバイバルをイタリアの音楽シーンに再び定着させたそうです。

最近のヒット曲「Karma」は、今年の夏、私も何度も目にしたアイスクリームのコマーシャルに使用されていました。このコマーシャルはイタリア全国で放送され、楽曲と共にバンドのボーカルStashも出演していました。これにより、多くのイタリア人がこの曲を耳にし、キャッチ―なメロディとポップロックの軽快なリズムがさらに注目を集めました。

4.Annalisa – 「Mon Amour」

Analisaの「Mon Amour」は、2023年にリリースされ大きな注目を集めました。この曲は、恋愛の喜びや葛藤を軽快なポップサウンドに乗せた楽曲で、特にTikTokを通じて多くのリスナーに広まりました。軽快なビートと、心に響く歌声が特徴のこの曲は、2023年のイタリアの音楽シーンで話題になりました。

また、「Bellissima」もAnnalisaの人気曲の一つで、感情豊かな歌詞と印象的なメロディが多くの共感を呼びました。さらに、最近の曲では「Sinceramente」もおすすめです。

5.Angelina Mango – 「Che t’o dico a fa’」

5つ目は、若手アーティストAngelina Mangoの楽曲「Che t’o dico a fa’」です。タイトルの「Che t’o dico a fa’」は「それをどう言えばいいんだろう」や「何を言っても仕方がない」というニュアンスを持っています。感情や状況を言葉にできない、もしくは説明するのが難しいときに使われる表現で、特に若い世代に響いているようです。

ミュージックビデオには市場の風景が映り、イタリアの日常を感じられるのも魅力の一つです。ビデオの中でAngelinaがエネルギッシュに踊る姿が印象的で、若さと自由な表現がとてもカッコよく映えています。

さらに、「La Noia」は退屈を意味するタイトルながら、楽曲にはラテン系のリズムが取り入れられており、力強いメロディと歌声が退屈からの解放を感じさせます。アジアではあまりみられないリズムが新鮮で、彼女の音楽に魅力を感じる人が多い理由がわかる気がします。

6.Achille Lauro&Rosa Villain – 「Fragole」

次に紹介したいのが、Achille LauroとRose Villainのコラボ曲「Fragole」です。この曲は「ストロベリー、クリーム、シャンパン」など、贅沢で少し誘惑的なイメージがちりばめられており、自由で大胆な雰囲気が漂っています。歌詞もストレートで、束縛のない関係やその瞬間を楽しむテーマが感じられ、愛の国ならではの奔放で遊び心のある表現が印象的です。

ミュージックビデオも特徴的で、フランスの画家エドゥアール・マネからインスピレーションを得たそうです。草の上でリラックスする二人が、まるで禁断の果実を味わっているかのような官能的なシーンも登場します。日本ではあまり見かけないタイプのミュージックビデオかもしれませんが、たまにはこんな刺激的な作品を楽しむのも良いかもしれません。

7.Coma_Cose – 「L’Addio」

Coma_Coseの最新ヒット「L’Addio」は、2023年のサンレモ音楽祭で披露され、大きな反響を呼びました。曲のテーマは、別れや新しい始まり、長く続いた関係が生み出す複雑な感情です。歌詞には、二人が経験した困難と、その中での思いが込められているそうです。そのリアルな感情を素直に表現するスタイルがカッコいいですよね。

また、もう一つの代表作である「Fiamme negli occhi」もイタリア国内で多くの人に愛されている一曲です。恋愛の試練と支え合う気持ちが描かれ、この曲もサンレモ音楽祭で披露された際に話題になりました。デュオの感じ方がストレートに伝わる歌詞に、共感するリスナーが多いそうです。

8.Måneskin – 「Honey(Are U Coming?)」

最後にご紹介するのは、今や世界中で注目を集めるイタリア発のバンド、Måneskinです。彼らが一躍有名になったのは、2021年のユーロビジョン・ソング・コンテストでの優勝をきっかけに、ヨーロッパだけでなくアメリカなどでも人気が急上昇しました。

最新シングルの「Honey(Are U Coming?)」は、ツアー後の新しい冒険をイメージした楽曲で、勢いのあるサウンドが特徴です。歌詞には「一緒に予測できない冒険に行こう!」といったメッセージが込められていて、自由でエネルギッシュな彼らのスタイルが感じられます。

また、少し前にリリースされた「The Loneliest」も、哀愁が漂うバラードで話題になり、Måneskinの表現力の幅広さが垣間見えます。

まとめ

まだまだイタリアには、魅力的なアーティストや素敵な曲がたくさんありますが、今回はその中のほんの一部を紹介しました。興味のある方は、ぜひ公式チャンネルや音楽配信サービスでチェックしてみてください。新しい音楽との出会いがあるかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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