こんにちは、ぽれんたです。
先日、家族と夕食後に何気なくテレビのニュースを見ていた時のことです。いつもなら特に会話もなく流れるニュースですが、その日はちょっと驚くような内容が飛び込んできました。
イタリア北部トレンティーノ地方のスキュレッレにあるレストランが「ピザのカット代」として1枚につき0.5ユーロ、さらに持ち帰り用の箱代として1ユーロを請求し、合計6ユーロの追加料金が発生したという話題です。
地元イタリア人がSNSでその体験をシェアしたことで注目を集めたようです。
地元イタリア人も驚く「カット代」?
イタリアでは、ピザは自宅で自分でカットするのが普通ですし、レストランでも丸いまま提供されることが一般的です。そのため、レストラン側が「カット代」を請求したことに違和感を持つ人が多かったようです。
また、イタリアのレストランでは通常、コペルト(coperto)と呼ばれるサービス料を別途支払い、テーブルセッティングやナプキンなどの基本的なサービスはすでにカバーされています。
しかし、カット代や箱代を新たに追加料金として請求したため、大きな話へと発展したのです。
ニュースを見ていた私の夫や義理父も「これはやりすぎだ」と大盛り上がりでした。
イタリアではエコ意識が高く、紙を使う箱代には納得する人も多いですが、頼んでもいないピザのカットにまで料金がかかるのは、納得しがたいようです。
以前にはジェラートの「スプーン代」で物議
実は、こうした追加料金がSNSで話題になるのは初めてではありません。
観光地や一部の飲食店では、ジェラートの「追加スプーン代」として1ユーロが請求されることもあり、訪れた観光客が驚いてSNSでシェアし、議論が広がることも少なくありません。
観光地では特別なサービスや持ち帰りに追加料金がかかることも多く、利用する際は事前に従業員に確認するといいかもしれません。
最後に
先ほども触れましたが、イタリアのレストランにはコペルト(coperto)というサービス料が一般的にかかります。これは席料やテーブルセッティング、パンなどの基本的なサービスを含むものです。
そのため、「カット代」や「スプーン代」といった追加料金が別に発生するのは、不当な請求のように感じられることが多いようです。
日本でも最近は、テイクアウトの袋・容器代やスプーン代が少しずつ普及して理解が進んできているかもしれません。
しかし、観光客を狙って高額請求を行う悪質なレストランもあるので、利用する前に料金システムを確認したり、レビューを読んで確認するのがおすすめです。
もしイタリアを旅行される際はぜひこの情報を参考に、イタリアならではの食文化を楽しんでくださいね!最後まで読んでいただきありがとうございました。